初心者の家庭菜園土作りの基本その3(石灰編)

家庭菜園
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家庭菜園に必要な材料になります

わかりやすく専門用語をなるべく使わず説明していきます

日本では酸性雨のため

どうしても土が酸性になります

石灰はアルカリ性なのでそれを混ぜることで

酸性の土が中和されます

野菜などの植物は基本的に酸性より弱酸性を好むため

(アルカリすぎると逆に悪影響です)

野菜を育てるためには石灰は必要になってきます

自然農法についてはここではふれません

気になる方はググってください

石灰の種類

種類はたくさんありますがここでは3種類紹介します

(その場所の土によりますがこの3種類を使い分ければ十分です)

  • 消石灰
  • 苦土石灰
  • 有機石灰

消石灰

かなり強いアルカリ性で土と混ぜることで

速効性のある石灰です

アルカリ性が強いので窒素(N)との

化学反応でアンモニアガスが発生するため

取扱注意

家庭菜園では余程のことがない限り使わない方がいいです

苦土石灰

苦土(マグネシウム)石灰という名前からして

マグネシウムを含む石灰になります

植物によってはマグネシウムが成長に必要な野菜も

あるので野菜の種類によって使い分けてください

※土と混ぜてから1、2週間置いてから植えてください

有機石灰

カキや貝殻、卵の殻を粉末にしたものです

水に溶けにくいですが時間をかけて

ゆっくりと中和していきます

土と混ぜこんでもすぐに植え付けれるメリットがあります

個人的には有機石灰オススメです

石灰を撒く重要な理由

日本では酸性雨だと言いましたが

野菜は弱酸性の土を好みます

(種類によります)

それは肥料に含まれる窒素、リン酸、カリウムを

酸性だと吸収しにくいが弱酸性だと

吸収しやすい性質があります

(野菜の種類によります)

まとめ

日本では酸性雨が多いため石灰が必要です

ただし使う石灰には注意が必要です

撒きすぎるとアルカリ性に偏りすぎます

アルカリには簡単にできますが

酸性にはなかなかの手間がかかるのです

ビビらせるつもりはないですが

撒きすぎ厳禁です

蒔く量は土質にもよりますが

一握りをパラパラぐらいで十分です

料理でも一緒ですが

足し算は簡単ですが引き算は難しいですから

ちょっとづつ蒔いていきましょう

ただ、ずっと放置していた土地なら

ホームセンターで酸度計を用意して測るのがオススメです

3000円ぐらいで売ってます

酸性〜アルカリ性(pH0〜pH14)で表記されています

pH0(酸性)〜pH7(中性)〜pH14(アルカリ性)

個人的には結構適当でも野菜が土に合わせてくれてるのかな?

ってことも多いのでそこまで過度にきにする必要はないと思いますが

作る野菜のpH数値はきにするようにしとくといいですよ

そのまま植えれる土も売ってますし

(土って意外に高いんですよ)

これで野菜を作る前の土作りの基本は終わりです

石灰を撒きすぎた時の対処方法

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